24 January, 2011

Le Surréalisme

シュルレアリスム展
2011.02.09〜
国立新美術館
http://www.sur2011.jp/index.html

「シュルレアリスム 私にとってそれは
青春の絶頂のもっとも美しい夢を体現していた」
――マルセル・デュシャン

1924年 当時28歳の詩人アンドレ・ブルトンは
パリで「シュルレアリスム宣言」を発表
20世紀最大の芸術運動の口火を切りました

シュルレアリス ムは
偶然性 夢 幻想 神話 共同性などを鍵に
人間の無意識の世界の探求をおこない
日常的な現実を超えた新しい美と真実を発見し
生の変革を実現しようと試みるもので
瞬く間に世界中に広まりました

シュルレアリスムの影響は
たんに文学や絵画にとどまらず
広く文化全域に
そして広告や映画などの表現を通じて
21世紀に生きる
私たちの生活の細部にも及んでいます

シュルレアリスムの中核を担った
詩人や芸術家の多くにとって終の住処となった
パリの中心部に位置する国立ポンピドゥセンターは
この運動についてのもっとも広範で
多様なコレクションによって知られています

膨大なコレクションの中から
絵画 彫刻 オブジェ 素描 写真 映画などの
作品約170点に
書籍 や雑誌などの資料を加え
豊かな広がりを持った
この運動の全貌をつぶさに紹介する
展覧会が初めて実現しました

20世紀の芸術の流れを変えた
シュルレアリ スムを体験する
絶好の機会といえるでしょう

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